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SpringBootを使うメリットとデメリット5つ

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SpringBootのメリットとデメリット

現在、Javaのフレームワークを学んでいる人、これから学ぼうとしている人は多いと思います。それらの難しい技術は、解説や参考書を読んでも解らないことが多いです。その上、StrutsやSpringBootなど様々なフレームワークが存在します。
そこで、Javaフレームワークで一番人気のSpringBootを使う上でのメリット、デメリットを初心者向けに紹介します。

メリット

1.ネットの情報量が多い

SpringBootは、今一番利用されているJavaフレームワークです。
利用する技術者が多いと、それだけ使い方を記述した技術ブログ等の記事も増えてきます。
情報の多さは、初心者が学習中に問題に直面した時に、素早い解決に導いてくれるので、初心者には心強いです。

2.利用している案件が多い

SpringBootは利用率が高いので、他のフレームワークに比べて使用している案件が多いです。
同時に、SpringBootが使える人材を求めている案件が多いということになります。
SpringBootを学んでおくことで、自分が入れる案件が自然と増えます。

3.環境構築がしやすい

環境構築は、学習を始めたばかりの時は、大抵時間がかかります。
基本、Javaフレームワークの環境構築では、別途でtomcatなどのソフトウェアを手動インストールする必要があります。
しかし、SpringBootではその必要がなく、比較的簡単に環境構築ができます。

※SpringBootの環境構築については以下の記事をご参照ください。
EclipseでSpringBootを使うための環境構築

デメリット

1.DIが難しい

Spring系統のフレームワークには、DI(Dependency Injection)という概念が利用されています。
この概念は、理解するのが難しく挫折しやすいところでもあります。(使っていても解らない人は大勢います)
ただ、概念を理解しなくても書き方さえ覚えれば、プログラムとして使うことができるようになります。
DIを理解すると、後々システムを改修する時に便利に感じる様になりますが、最初から便利と感じることはあまりないと割り切り、形を覚えるところから始めると良いです。

2.Spring Securityが難しい

Springにおいてログイン等の認証を司る部分です。簡単に言えば、SpringBootが用意しているログイン機能のことで、自由に使うことができます。
ただ、出来上がっているソースコードを見てもぱっと見は何が書いてあるかわかりません。
無理に使おうとしなくても、自分で認証機能を作ってみる方が簡単で、勉強にもなります。

まとめ

ここまで合計5つのメリット、デメリットを書きましたが他にも
機能の多さや拡張性の高さ等もメリットとして挙げることができます。
また、SpringBootには、最近流行りのクラウドにも対応したライブラリが沢山あります。

SpringBootの導入は、比較的簡単に行うことができます。
まずは、開発環境を整えるところから始めてみてください。

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