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Dockerの環境構築【Windows編】

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最近の開発では、dockerを使用することが多くあります。dockerは基本的にlinux系のOSで使われることが多いのですがローカルで開発するときにはWindowsでもdockerを動かせた方が便利です。今回は、Windowsでdockerを利用するための「Docker Desktop on Windows」をインストールする手順を紹介したいと思います。

環境

OS:Windows 10 Pro(64bit)
実装メモリ:8GB
検証日:2020年8月7日

Hyper-V有効化

Windowsでdockerを動作させるのには「Hyper-V」を有効化します。「Hyper-V」が何かはここでは割愛します。

①コントロールパネルを開き「プログラム」をクリックする

②「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックする

③Hyper-Vをチェックし「OK」ボタンを押下します

④「今すぐ再起動(N)」を押下して再起動する
※保存していないファイルがある人は、保存してから再起動しましょう

「Docker Desktop on Windows」をインストール

①ブラウザで以下のリンクにアクセスして「Docker Desktop on Windows」をダウンロードします

Install Docker Desktop on Windows
Get started with Docker for Windows. This guide covers system requirements, where to download, and instructions on how to install and update.

②ダウンロードファイルを実行すると以下の画面になるのでしばらく待ちます

③「OK」ボタンを押下して次に進みます

④「Close and restart」ボタンを押下して再起動します。

⑤再起動してしばらくすると以下の画面が表示されます。
表示されたらインストールは終了です。

動作の確認

本確認方法は、80番ポートを使用します。apache等を起動している場合は、終了してください。

①コマンドプロンプトを開き以下コマンドを実行します。

docker run -d -p 80:80 docker/getting-started

②ブラウザで「localhost」にアクセスし、以下画面が表示されたら正常に動作しています

動作確認で起動したdockerコンテナを終了する

動作確認ではコンテナを起動しています。このままでは、リソースを使ったままになってしまします。

①コマンドを実行して起動コンテナのIDを調べる

docker ps

画像のCONTAINER ID部分がコンテナのIDです。

②コマンドを実行してコンテナを停止、破棄する

docker stop <コンテナID>
docker rm <コンテナID>

※docker stopだけだと、コンテナは停止しているだけで残ってしまっています。しっかりdocker rm実行するようにしてください。

さいごに

今回はdockerのインストール手順のみでコンテナ等の細かい説明は割愛しています。
何もわからずとりあえずインストールしてみたという方は、「仮想環境」や「コンテナ」についてよく調べてみてください。
機会があれば、snomeでも記事を書きたいと思います。

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