データベース
日常で様々なデータを保存する必要がある場面が多いと思います。
企業では、社員情報や顧客情報を保持しています。また、家庭で家計簿を付けている人は、日々の出費などをデータとして保持していることになります。
各データの管理方法はExcelだったり紙媒体だったり様々です。
ただ、PC上やサービスでのデータ管理をExcelや紙媒体で行うのは至難の業です。
そこで、データベースを使い、PC上でのデータ管理を容易に行うことが出来ます。
データベースとは
データベースとは、整理された情報の集まりのことです。
顧客情報や商品情報など、情報を整理して保存したり、修正したりしたい場合に、データベースは重宝されます。
基本的にシステムやアプリケーションでは、データベースにデータが保存されます。また、その保存されたデータを取得した後、加工して画面に表示したりもします。エンジニアを目指している人は、プログラミング言語だけでなく、データベースも触れる必要があります。
テーブル
データベースの中には、表の様な形でデータが整理されて入っています。
その表のことをテーブルと言います。
テーブルには、列名としてカラムが存在します。カラムを見れば、各列に何のデータが入っているか把握することが出来ます。各列のデータのことをフィールドと言います。また、行のデータのことをレコードと言います。
SQL
データベースを触るためにSQLという言語が存在します。
SQLとは、データベースのデータ操作や定義を行うための「問い合わせ言語」です。
SQLを使用することでテーブル作成、データ変更、削除など行うことができます。データベースを扱う際には、プログラミング言語とSQLを組み合わせて使用します。
SQLにはプログラミング言語の様に種類があり、「Oracle,MySQL,MariaDB」など存在します。
CRUD(クラッド)
SQLが行える基本的なデータ操作機能をCRUDと言います。
SQLでデータを扱う時は、CRUDのどれかの操作を行うことがほとんどです。
操作名称 | 機能 |
Create | データベースへデータを追加する |
Read | データベースからデータを取得する |
Update | データベースのデータを更新する |
Delete | データベースのデータを削除する |
ちなみに、CRUDの由来は、各名称の頭文字を繋げたものになります。
まとめ
いくらプログラミングが出来ても、データベースが触れないとエンジニアとして半人前です。
プログラミング言語の勉強と並行して、データベースの勉強も始めてみてください。